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【引越し前】ペットの運送はどうすればよい?どこに頼む?

引越し前

ペットの引越しはやってくれて当たり前?

ペットを家族に迎えているという方も多くなっていると思います。

該当する人は、特に車を持っていない方にとっては、一緒に運んでくれるんだよね?と思われている方も多いと思います。

かくいう筆者もそう思っていました…

先に結論を書いてしまうと、

『引越し業者は無条件にペットを運んではくれません』

ので、事前に準備が必要となります。

ペットの引越しの依頼先は?

では、飼っているペットの引越しを行うことになった場合は、どうすればよいのでしょうか。

手段は3通りあります。

  1. 通常の引越し業者に依頼する(ペットの引越しオプションの有無を確認)
  2. ペット引越し専門業者に依頼する
  3. 自分自身で運ぶ

筆者が以前の引越しの際に選んだ手段は、主体が「3.自分自身で運ぶ」でしたが、「1.通常の引越し業者」に情けをかけていただき手伝ってもらいました。

筆者の事前確認もしなかったというやり方だと、本来はすべて自分で行わなければいけませんでした(-_-;

当記事を見られている方には、事前に知識を持っていただき、筆者のような道を辿ってほしくなく、事前に選択をして、当日あたふたしないようにしていただけたらと思っています。

通常の引越し業者に依頼

探してみると、大手引越し業者でも対応してくれるところはあります。

少し古い2021年の売上ランキング情報とはなりますが、売上上位7社を見てみると、

  • サカイ引越センター(◯)
  • アート引越センター(◯)
  • 日本通運(✕)
  • ハトのマークの引越センター(◯)
  • ヤマトホームコンビニエンス株式会社(◯)
  • ハート引越センター(◯)
  • アーク引越センター(◯)

2023年12月時点では、日本通運以外は提携専門業者への依頼という形ですが追加料金(オプション)の形で対応してくれるようです。

とはいえ、輸送中のケージや食事の有無、散歩などの世話などが含まれていないケースがあるため、想定と違ったとなってペットに余分なストレスをかけてしまっては関係者全員本位ではないため、条件はしっかり確認する必要があります。

追加料金(オプション)の内容は、対応しているペットの種類から、付帯条件までホームページを見る限りでも各社まちまちであるため、こちらも1社を確認して条件が合わないと諦めることなく、数社に確認をとるようにしましょう。

ペット引越し専門業者に依頼する

大手引越し業者に依頼をすることにより、提携を結んでいる専門業者が対応してくれるという引越し全体の安心感には及びませんが、独自で専門業者に依頼することも選択肢としてあります。

独自で専門業者を選定するメリットしては以下の項目が挙げられます。

  • 取り扱いが可能なペットの種類が多い
  • 補償や保険が個別につく
  • きめ細やかなオプションあり(専用車の輸送、一時預け可能、家族同伴可能 など)

ペットは家族も同然という方は、きめ細やかなサービス内容を比較検討されてみるのはいかがでしょうか。

自分自身で運ぶ

最後の砦という意味では、この手段になります。

筆者自身も、最終的にはこの手段でペットを輸送しました。

筆者の場合は、小型の熱帯魚ばかりで近距離(車で30分ほど)ということもあり、専門知識や特別な輸送器具は不要だったため、なんとか事なきを得ました。

また、レンタカーやタクシーといった個人スペースを確保できるサービスを利用することも可能ですが、どちらも事前の連絡と追加料金が必要となる場合があるため注意が必要です。

最後は、バスや電車などの公共交通機関に手荷物という扱いで持ち込み一緒に移動する方法がありますが、ペットの種類によっては事前に申し込みが必要となることもあり、こちらも事前確認が必要となります。

自分自身でペット一緒に移動するこの手段は、一番お金をかけずに対応でき、必ずペットと同伴することにもなるため、ペットからすると顔見知りが必ず近くにいるという意味では(技術的なことは置いておくとして)安心してくれるのかなと思います。

筆者のペットの引越し体験談

筆者の失敗談を書いておきます。

以前の引越しの際、当時筆者は熱帯魚を飼育していました。

引越しの詳細見積もりにあたり、引越し業者の方がわが家を訪問してくれていたため、水槽も見てもらえているものと思っており、特に水槽に関する会話がなかったと記憶しています。

引越しの日付が近づいてきて、そういえば水槽って運んでくれるのだっけ?と思い始めましたが、水槽の水を少し減らした状態で水がこぼれい状態ならば問題なく運んでくれるかな?と軽く考え、引越し業者へ事前に確認もせずに引越し当日を迎えました。

引越し当日に家に来た作業員の方に相談したところ、

「生体は運べないんです…」

との返事がありました。

こちら側が当初の予定にないことを突然頼んだため、がっかりとはしたものの、そりゃそうかと自分自身で運ぶしかないかと諦めて準備をしておりました。

そこで、作業員の方が少し手を差し伸べてくださり、「水槽だけならば大丈夫ですよ」と言ってくださいました。

このため、生体はバケツに移した上で、水草を少し入れていたため、水を5分の1ほど残した状態の水槽を運送トラックに運んで輸送してくださいました。

新居に引越し業者の人が水槽を運び入れてくれ、他の荷物も運び込んでくれた後に、

  1. 水槽の位置決め
  2. 水槽への各器具を取り付け直し
  3. 飼育水を水槽に戻す
  4. 生体の水合わせ(温度合わせが主目的)

の順番で熱帯魚水槽の輸送を完了させました。

当時輸送してから5年経過した今も元気にしてくれている個体が複数匹いてくれて、それなりにうまく輸送できたのかなと胸をなでおろしています。

まとめ

ペットの引越しについて書いてきましたが、引越し業者に依頼をする段階からペットの移動についても意識して、相見積もりをとり、金額とサービス内容が納得できるものかを検討して、実際の引越しに備えていただければと思います。

いろいろな輸送方法がありますが、一番ペットにとって良いのは飼い主が一番近くにいる状態での移動が不慣れな移動の中唯一安心してくれる材料となり得ることを考えると、自分で輸送することがいいのでしょうが、仕事やスケジュールの都合でどうしても一緒に移動できないこともあると思います。

そんなときこそ、サービス内容などを吟味し、ペットの不安などを少しでも取り除いてあげられる手段を選択してあげてほしいと願っております。

今回はその一助ができればと思い記事にしております。

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